腸と悪い便

腸と悪い便

「悪い便」はどうしてできる?

便秘になる・下痢と便秘を繰り返す・お腹が張る・お腹がよく痛くなる・便の出や色や臭いや固さが悪い・・・・などなど、腸の不調はさまざまです。

 

その中で、「良い便」ではないもの、つまり「悪い便」について取り上げてみます。

 

人間は誰しも、赤ちゃんの頃は臭いのない黄色いうんち、つまり「良い便」を出していますね。
それが成長するにつけ、「悪い便」になっていくのはなぜでしょう。

 

人間の腸の中には大量の細菌が住んでいて、「善玉菌」と「悪玉菌」に分類されています。
これはほとんどの人がご存じの通りです。

 

善玉菌の代表的なものは、ビフィズス菌や乳酸菌など、よく知られたものたちです。
これらの働きは、免疫力を高め、感染症を防いだり、消化吸収を助け、ビタミンを合成し、腸管の運動を促進してくれるなど、いいことづくめです。

 

一方、悪玉菌は、大腸菌やウェルシェ菌他いろいろあり、腸内腐敗を起こし、毒素のある有害物質や発がん物質
などを作ったり、臭い便やガスを作り、体の抵抗力を弱め、便秘や下痢を起こしたりなど、体の不調の元になります。

 

言うまでもなく、善玉菌が多ければ免疫力も抵抗力もある、調子の良い腸になります。
悪玉菌が多くなってしまうと、お腹の調子が悪いだけでなく、体全体に不調をきたしたり、疲れやすくなったり、さらにお肌にまで影響も出てきます。

 

赤ちゃんの頃は、お腹の中には善玉菌ばかりが住んでいるから、臭いもない良い便が出ていたのです。
それが、食事や生活のスタイルやストレス等によって、悪玉菌が増えたり善玉菌が減ったりしてしまったのです。


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